こういった方は以外と多いのではないでしょうか?
今回は美容院でのカラー表(カラーチャート)の見方を詳しく解説していきます。
美容室でのカラー表(カラーチャート)の正しい見方解説
解説していきます。
どのカラーチャートにも共通している事
カラー剤はメーカによって色の種類や発色の仕方などそれぞれ違ってきます。
そんな中どのメーカーのカラーチャートにも共通してことがあります。
それは、
・白髪に染めたイメージの毛束
・日本人の地毛(黒髪)に染めたイメージの毛束
大きく分けてこの2種類に分かれた毛束があります。
写真で説明していきます。
このように左はめちゃくちゃ発色のいい毛束と、一見どれも同じ色に見える毛束で別れています。(下記の写真の上下)
発色の良い毛束
こちらのとても発色の良い方の毛束は100%白髪に染めたイメージになるのでここまで綺麗に発症区をしてくれることはまずないです。
ですが、ブリーチをして明るくなればなるほどこちらの発色の良い方に近づきます。
一見どれも同じに色に見える毛束
こちらの毛束は、黒毛に染めたイメージの毛束になります。
ブリーチをされていない方はこちらの発色になるので、おそらく大半の方がこちら一見どれも同じ色に見える毛束の発色になると思います。
トーン(明るさ)だけを表した毛束
こちらはトーン(明るさ)だけを表している毛束になります。
日本人の地毛が4〜5トーンになります。
ちなみにカラー剤だけで一番明るくしてくださいといった場合は12〜13トーンまでは明るくなります。(黒染めをされた方や染まりにくい方は10トーンもしくはそれ以下までしか明るくならないです)
実はカラー剤によってカラーの名前が全然違う
最近、髪色のネームバリエーションが増えすぎて何が何だか美容師の僕ですら理解できない部分があります。
下記のような名前のカラーはまだイメージがしやすい色です。
・アッシュ
・マット
・グレージュ
・ミルクティーベージュ
・レッド
・ピンク
・ヴァイオレット
・ブラウン
ですが最近のカラー剤の名前は、こういった名前の色が増えてきています。
例えばイルミナカラーで「フォレスト」という色があります。今までのカラー剤はどのメーカーも「マット」という名前でしたが、最近ではこういった風にオシャレな名前が増えてきています。
最近よく見るイルミナカラーって?
皆さま一度はイルミナカラーって言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?
これは色の名前ではなくWELLAという会社が出しているカラー剤の種類の名前になります。そして、こちらがイルミナカラーのカラーチャートになります。
中を詳しく解説していきます。
イルミナカラーはこのように色の種類が少ないのが特徴です。
またこのイルミナカラーのチャートは一つの束に左が白髪に染めたイメージの髪色、右が黒髪に染めた時のイメージとなっています。
このように先ほどあげたカラーの名前と比べると
・ORCHID(オーキッド)→ヴァイオレットアッシュ
・OCEAN(オーシャン)→ブルーアッシュ
・FOREST(フォレスト)→マットアッシュ
・NUDE(ヌード)→グレージュ
・SAFARI(サファリ)ベージュ
・CORAL(コーラル)→ピンク
・TWILIGHT(トワイライト)レッドバイオレット
このように疑問を持つ方は多いのではないでしょうか?
イルミナカラーの詳しいことについては、また時後日詳しく記事にしていきます。
最近よく見るアディクシーカラーって?
アディクシーカラーも最近よく聞くようになりました。
こちらもイルミナカラー同様に、色の名前ではなくミルボンという会社が出しているカラー剤の種類の名前になります。そして、こちらがアディクシーのカラーチャートになります。
アディクシーカラーに関しても左のページが白髪に入れたとこのイメージで、右が黒髪に入れたイメージになります。
アディクシーカラーのカラーバリエーションはこちら
・GrayPearl(グレーパール)→青味のあるモノトーン
・Sapphire(サファイヤ)→ブルーアッシュ
・Emerald(エメラルド)→マット
・Amethyst(アメジスト)→バイオレットアッシュ
・Silver(シルバー)→紫味のあるモノトーン
さらに最近追加された
・Purple Garnet(パープルガーネット)
・Smoky Topaz(スモーキートパーズ)
この二種類のラインナップが追加され全七種類のラインになっています。
アディクシーカラーに関しても、また後日詳しく記事にしていこうかと思いますのでしばらくお待ちください。
カラーチャートに関するまとめ
・カラーチャートは右と左は同じ色の表です。(ベースの髪色が白髪か黒髪かの違い)
・カラー剤はメーカーによって全然色の名前が違います。
この2点は今後美容室でカラーをする際に必要な知識になりますので、ぜひ頭の片隅に入れておいて下さい。