今回は美容室にご来店するお客様の7割以上の方が該当する
”毛量をできるだけ減らして下さい”
というオーダーに対して、実はデメリットが多いといったことや、ではどうしたら良いのか、といった対処法などをご紹介していきたいと思います。
毛量の減らしすぎにはご注意ください
毛量の減らしすぎは実は危険です。。。
毛量を減らし過ぎるデメリット
毛量を減らしすぎによって起こる髪の毛のデメリットをご紹介します。
すでにあなたもなっている可能性が…
デメリット
・毛先がまとまりがなくなる
・広がりやすくなる(特に雨の日や汗をかいた後)
・クセが出やすくなる
・髪の毛のつやがなくなりパサつきやすくなる
特にもともとクセがある人は毛量を好き過ぎると更に広がりやすくなりますのでご注意ください。
毛量を減らすメリット
毛量を減らすメリットとしてはこの3点でしょう。
メリット
・軽くなる
・髪を乾かすのが早くなる
・髪の毛が巻きやすくなる
クセが全然なく、毎日しっかりと巻いたり髪のお手入れを欠かさずしている方であれば多少毛量をすきすぎても問題はないかもしれません。
実際にこういったお客様がいます
こういった問題は全て毛量の減らしすぎにあります。
実際にご来店いただいたお客様
この方は以前毛量通っていた美容室でいつも髪の毛を軽くしてもらっていたそうです。
髪を濡らすと分かりやすいのですが、下の写真の黄色で囲ってある部分が毛量が少なくスカスカになっていることがわかりますよね?
その後カラーをして乾かして見ました。
そうすると今まで量を減らしすぎたことによって、表面の枝毛が目立ったり、ツヤ感が無かったりと、上記で書いたデメリットに当てはまっています。
お子さんの多い家庭で毎日忙しく髪を乾かす時間を少しでも早くしたいという方には、僕もなるべく毛量を減らすようにしていますが基本的にはこういったメリットとデメリットを説明した上で、毛量を減らすようにしています。
毛量を減らすのではなく、普段の◯◯を変える
毛量を減らすのではなく下記の2点を実践して見てください。
・タオルドライをしっかりする(普段の2倍くらいしっかり目に水気をとる)
・ドライヤーを良いものに変える(ダイソン、パナソニック、ヘアビューザー等)
上記の2点です。
まず髪の毛を乾かす前にしっかりと髪の毛の水分を取ることでドライヤーをする時間減らすことができます。
その上、風量の強いドライヤーや性能のいいドライヤーを使うことで、より楽に髪の毛を乾かす事ができます。
注意
乾かさないで寝たり、半乾きで寝てしまうとキューティクルが開いた状態で枕や布団との摩擦でダメージの原因になりますので寝る前はしっかりと乾かしましょう。
オススメドライヤー3選
1.Dyson Supersonic
2.ヘアードライヤー ナノケア EH-NA9A パナソニック
3.レプロナイザー 4D Plus
どのドライヤーも少しお高めではありますが、安いドラーやーとはひと味もふた味も違います。
特にダイソンのドライヤーは一般的なドライヤーの2倍以上の風量があるので髪を乾かすのがかなり時短になり楽になると思います。
まとめ:毛量を減らす際は程々に
というわけで、記事のまとめです。
・毛量の減らしすぎはデメリットがいっぱいあります
・毛量を減らすのではなく早く乾かす方法を工夫しましょう
髪の毛をすきすぎた場合や髪を切りすぎた場合は、その部分っていうのはもう伸びてくるまで待つしかありません。
正しい知識を持った上で美容師さんに毛量調節をお願いしましょう!